黒板のチョークの字が消しにくい問題を 一発解決する方法！

冬場になり，乾燥注意報が発令される頃になると，パチパチくん（静電気）で痛い目に遭うことが多くなりますね。 教職員の皆さん，そんなとき，黒板に書いたチョークの字が，きれいに消せなくて困ったことはありませんか。 いつも通りに消そうとしても，字の跡がはっきり残ったり，ひどい時には全体が白く汚れてしまったりすることがあります。 原因は，ラーフル（黒板消し）が古くなったからでしょうか。そこで，新品のラーフルに交換してみました。それでも字は，きれいに消せません。 でも，雨天の日など湿度が50％以上ある日は，嘘のようにきれいに消すことができます。 ということで，原因はラーフルではないのです。実は，湿度が関係していたのです。冬場の乾燥した季節は湿度が低すぎるから，黒板の字がきれいに消せないのです。 では，その解消法は・・・この季節，お肌が乾燥するので保湿しますよね。ラーフルも，保湿してやる必要があるのです。 では，霧吹きでシュッ！ こうすると，大変なことになります。うっすら濡れたラーフルで字を消すと，チョークの粉が水と混ざって黒板に擦り付けられます。こうなると，黒板にべっとりチョークがへばりつき，濡れ雑巾で拭かないと取れなくなってしまいます。かえって黒板を汚す結果になる霧吹きは，NGなのです。 ではでは，どうやってラーフルを保湿したらよいのでしょうか。そんな時に活躍するのが，コロナ禍の時代に，机などを消毒するアルコールスプレーです。アルコール成分が約７３％もあります。これをシュッと軽く一拭き（細かい霧状になるタイプでないとダメ！）。アルコールはすぐに気化するので，残るのは僅かな水分のみ！ これでラーフルは，適度に保湿されるのです。 そのラーフルでチョークの字を消すと，きれいに消すことができますよ。 こうすれば，先生は気持ちよく字が書けるし，子ども達も気持ちよくお手伝いしてくれると思います。おすすめです！ぜひお試しください！ 注意：汚れたラーフルにスプレーすると，溶けたチョークを黒板に擦り付けることになります。くれぐれも，チョークの粉をきれいに落としたラーフルでお試しくださいね。