・カナヘビ ・洗濯用ネットなど
・日当りの良い石や塀の上でカナヘビを探す。
・カナヘビを捕まえてみる。
・カナヘビの生息場所や動き方を知ることができる。
カナヘビは日本固有種のトカゲの仲間です。体色はほぼ褐色ですが、目元から尻尾にかけて白色と褐色のスジがあります。低い草の生えている空き地や公園、庭先などでよく見かけられます。逃げ足は早いですが、比較的捕まえやすく気性も荒くないので、捕獲や観察に向いています。ただ、尻尾に強い刺激が加わると、尻尾が途中から千切れてしまいます。これは自切と呼ばれ、刺激を受けると筋肉組織が縮んでポロリと落ちる現象です。冬の間は冬眠しますが、春先や秋には日当たりの良い石や塀の上で日なたぼっこをする姿を目にすることもあります。夏になると暑さを避けて日陰で休むことが多く、日なたぼっこをする姿は激減します。
カナヘビを捕まえるときには、カナヘビの進行方向(頭が向いている方向)に手を置いて動きを止め、もう一方の手で上から押すようにして捕獲します。捕まえた後は、目の細かい洗濯ネットなどに入れると自切を防ぐ効果があります。カナヘビはあまり警戒心がないので、捕獲直後でもエサを食べます。クモなどの昆虫を与えてパクっと食べる様子を観察するのも面白いでしょう。観察が終われば元の場所に戻してあげましょう。
*自切で切れた尻尾は、やがて再生しますが、元の尻尾より短くなったり、あるいは少し歪みがあったりします。また、再生は一回きりです。
2013/02/24H
原体験 | 動物 | 忍耐力 | 725 | 夏
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野原; |
普通
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少し危険
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