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ウグイス笛で曲を奏でよう!

  • ウグイス笛で曲を奏でよう!

材料

黒竹(白竹) 女竹 速乾木工ボンド ホットボンド 竹用ノコギリ 小刀 ドリル(6mm) やすり

内容

・ウグイス笛で曲を演奏する。
・指先で穴の塞ぎ具合を変えることで,笛の空気柱の振動数が変化する。
・音階を奏でることができる。

詳細

ウグイス笛で,ウグイスの鳴き声をマネることができます。「ホ〜ホケキョ:さえずり」「ケキョケキョケキョ:谷渡り」「ホ〜ホケキョ:さえずり2」後ろの穴を少し開けて吹くと,少し高い鳴き声になります。 ウグイス笛のポテンシャルは,こんなもんじゃありません。 持ち方です。中指と親指で,前後の穴をふさぎます。親指と人差し指で本体を保持して,スタンバイOK! 前後の穴をすべて閉じて吹くと,「ド」っぽい音が出ます。前の指を少し下にずらすと,「レ」っぽい音,さらにずらして「ミ」,前の穴を全開にすると「ファ」,続いて後ろの指を少しずらして「ソ」,もう少しずらしたら「ラ」,そして「シ」,後ろも全開にして高い「ド」っぽい音が出ます。「ド,レ,ミ,ファ,ソ,ラ,シ,ド」 ここまで来ると,もう楽器です。 ☆『ふるさと』☆ 作り方を紹介します。材料は,太めの竹(黒竹か白竹)と細めの竹(女竹)です。 太い方(長さ4.5〜6cm)を小刀でカットして,平面を出します。両端をやすりがけします。真ん中あたりにドリルで6mmの穴を開けて,中をブラシで掃除します。 細い方(長さ5.5〜6cm)を,30°ぐらい(45°はダメ)の角度でカットします。接着面を大きくするためです。穴をブラシで掃除します。尖った先をカットして,吹き込む息を絞る穴を作ります。吹く方も,やすりがけしておきます。 斜めカットした方に,5cmぐらいのセロハンテープを貼っておきます。速乾木工ボンドを適量塗り, 先が穴にかかる辺りで前後させ,最も大きな音が出る場所を『ミリ単位』で探します。 テープを少し押さえておいて,穴を全閉じ・全開しても大きな音が出る場所が決まったら,テープでしっかり固定します。ボンドが乾いたら,ホットボンドで補強して完成です。 本格的な民芸品レベルの作品があります。子どもたちに見せたいと,無理を言っていただきました。これを子どもに作らせるのは無理ですが,私もいつか作ってみたいと思っています。 ☆『きらきら星』☆

基本情報

分野 分野2 育てたいもの 管理番号 季節 場所 難易度 危険度
伝承遊び,原体験 探究心 983 春夏秋冬
春夏秋冬
室内;山;野原;広場;
室内 山 野原広場
普通
少し危険
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